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印鑑供養について

10月1日が「印章の日」であることをご存知でしょうか。全国の社寺ではこの日に印鑑供養を行っています。
これは私たちの大切な場面で重要な役割を果たしてくれた印鑑を、役目を終えてそのままゴミ箱に入れるのは忍びないと、支えてくれてきた感謝の気持ちを込めて供養を行っているのです。この慣習は江戸時代から全国各地で行われてきており、京都には役目を終えた印鑑を納める印納社も存在しています。
しかし、わざわざ印鑑供養のためにその時期に合わせて社寺に出向くとなると、タイミングが合わなかったり手間がかかるので、供養を行う人は実際のところ少ないのではないでしょうか。
かといって、お世話になった印鑑には特別な思いもあり、印鑑には運気が込められているという考え方もあるので、ゴミ箱にそのまま捨ててしまうのは気がひけますし、悪用される危険性もまだ残されているので、できるならば安全に穏やかに役目を終わらせたほうがよいでしょう。
全国の全日本印章業連盟加盟店であれば、私たちの代わりに印鑑供養に印鑑を持って行ってくれます。実際に印鑑をオーダーした店でなくても、快く引き取ってくれるところが多いので、不要になった印鑑の処理に困っている人は、ぜひ印鑑供養について検討されてみてはいかがでしょうか。

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印鑑を楽しむ

印鑑はネーム印という簡易的なものから実印として認められるオーダーメイドまで、そのデザインや素材はさまざまなものがあることをご存知でしょうか。
ネーム印もカバーの色をカラフルに変えたり、キャラクターもののかわいい専用カバーをかぶせたり、工夫次第でとてもオシャレでかわいく変身させることができるので、若い女性などの間で人気が高まっています。

参考サイト→かわいい印鑑を取扱っているいいはんこやどっとこむ®公式サイト

またオーダーメイド製の印鑑は、長い間使われる自分だけの大切なものであるため、特別なものとしてその素材やデザインに凝る人も多いです。
印鑑としてもっとも丈夫な素材として有名なのは象牙ですが、象牙は希少価値が高く非常に高価であるため、なかなか手が出せないという人も多いでしょう。そこで、象牙よりも多少質感は劣るものの耐久性の高さで人気があるのは黒水牛です。
スマートで現代的な見た目にこだわりたい人にはチタン製のものも好まれ、シンプルかつ耐久性も高いので、チタン製の印鑑は近年広く普及率が高まっています。女性の間で注目されているのがアクリル製の素材で、本体の内側にラメ模様などさまざまなデザインをあしらうことが可能で、自分の好みにあったものを自由にオーダーできます。
自分の印鑑を作ることは、自分だけのものを作るという、特別な思いを込めることができるのが嬉しいところではないでしょうか。

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印鑑の種類

印鑑はさまざまな場面で私たちの大切な取引を支えています。小さな道具でありながら、それがなければ取引が成立しないという大切な存在で、多くの人は印鑑を用途に応じて幾つか所持していることでしょう。
まず、もっとも日常的に使う頻度が高いのが「認印」と呼ばれる印鑑です。
認印はたとえば荷物の受け取りの際に受け取ったサインとして押印したり、公的効力は低い申込書の記入や履歴書等を作成する際に押印します。日常的に使う頻度が高い印鑑のため、多くの人は市販されているネーム印という、インクが浸透しているタイプのものを所有しているでしょう。ネーム印は今や100円ショップなどでも手にいれることができるものです。
次に、公的証書や不動産・自動車売買等、重要度の高い取引の際に必要となるのが「実印」です。
実印はあらかじめ印鑑登録をして、公的に「あなたの印鑑です」と認められたものをさし、実印を使用する際には必ず役所から「印鑑証明書」を発行してもらわねばなりません。実印は一人ひとつしか持つことが許されず、他人と同じ印鑑を使用することはできません。重要な印鑑であるため、偽造されることを防ぐために市販されている簡易的なネーム印ではなく、オーダーメイドで作成するものを使用します。実印として認められるのは四方が8ミリ~25ミリ以内におさまる大きさで、必ず本人であることがわかるような内容が彫られたものでなければなりません。

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印鑑の歴史

印鑑は私たちの生活の中に欠かすことのできない道具のひとつです。
荷物の受け取りや手紙の封印をする際に押印する日常的な用途から、不動産取引・自動車売買・その他公的証書を作成するときに必要とされる公な用途に至るまで、誰もが最低1つは必ず所有している大切なものです。
今では当たり前のように浸透している印鑑ですが、その歴史を遡るとかつて印鑑(印章)は限られた場面でしか用いられない、特別な存在であったことがわかります。
起源とされているのは紀元前5000年頃の古代メソポタミア文明で、当時は粘土板に押すスタンプ式や、円筒形の転がすタイプが存在しており、宝物を守る護符という特別な役割を果たすものとされていました。
その後紀元前3000年頃には古代エジプトにてヒエログリフ(象形文字)を彫った印章が作成され、それは宗教的に大きな役割を果たすものでした。その後印章が広く発展するにつれ、権威の象徴や公的認証などその用途が拡大されます。
アジア圏に浸透したのはシルクロード貿易の影響で、はじめは古代中国へと伝来し、その後日本にも西暦57年頃に中国から印章文化が伝わりました。日本で最古とされている印章は「漢委奴国王」と刻まれた金印で、この印章の役割には諸説ありますが、基本的には権威のある人間がその力を誇示するために使われたものではないかとされています。
その後次第に権力を象徴するものや公文書については印章が押印される習慣が広がり、江戸時代に発展した庶民文化の中でもその習慣が民衆化して、私文書にも印章の押印をするようになり日常化することで印章・印鑑の文化は普及したとされています。